イヌの・社会化とは何か?・移行期
移行期(生後14日前後から21前後まで)
感覚器や脳神経系が急激に発達し
外界への反応が急激に変化する時期です。
先ず、出生から12~14日で目が開き
そしてその約1週間後に耳道が開き
物音に驚くようになります。
また乳歯が生え始めるのも生後20日前後で
子犬は固形食に興味を持ちはじめます。
この時期に立ち上がって歩く事が出来るようになります。
排泄も母犬になめてもらう必要がなくなるので
自力で寝場所から少し離れたところまで歩いていって排泄します。
同腹の兄弟姉妹との遊びも
身体の動きは自由ではありませんが、見られるようになります。
学習能力もこの時期から向上し始めますが
成犬と同レベルの学習能力に達するのは4~5週齢になってからです。
感覚器は充分に発達しているので
家庭内の日常的な物音など
色々な刺激に慣れさせるのは
この時期になってからが良いでしょう。
また、おもちゃを与えると喜びますが
それを使って上手に遊ぶ事は出来ません。
なでたり、ブラッシングしてあげると
心身の成長に良い影響があります。
以上
子イヌの「社会化」期の基本で
家庭に愛犬として迎え入れるのは
3カ月後が望ましいと私は思うのですが・・・
家族に迎え入れるまでは
この時期にしっかり
母犬や兄弟姉妹たちとのコミュニケーションを
行わせるべきです。
残念ながら私は
レオ・チュラ・チビ他あずかりイヌ4ワンズの
母犬や兄弟姉妹を知りません・・・
出来る事であれば
会ってみたいと思うのですがね・・・
*写真は、レオが我が家に来て直ぐの頃(7カ月)です。
次回は、第一次社会化期です。