イヌの・社会化とは何か?・第一次社会化期

アニマルアドボカシー

2008年09月21日 14:17




第一次社会化期

離乳は7~9週齢で起こります。
ただし離乳がこの週齢で突然起こると考えるべきではありません。
子犬が3~4週齢になると
母犬は少しずつ子犬たちから離れはじめ
別行動の時間がしだいに長くなっていきます。
このように
離乳は数週間をかけて徐々に進行する過程です。

3週齢前後で、中枢神経が完成し
環境に対して、特に同種の他個体に対して
成犬と同じように反応することが出来るようになります(第一社会化期)。

この能力によって
同種他個体との社会化が急激に進行します。
やがて12週齢前後になると
初めての刺激に対してためらいを見せるようになり
それとともに社会化期が終わると考えられています。
                                 以上
   
社会化がどのようなもので
どのように起こるかは、次で紹介します。
                        
やはり
イヌたちは、確実に
人より早い成長過程で育っていくようです。

3週齢前後で中枢神経が成犬並みに発達し
イヌ同士であることを、解り合えるのは驚きで
きっと、お互い会話も行なっているのでしょう。
いったい、何を話しているやら・・・

子犬たちにとって大切な時期です。
多くの子たちが、「望まれた命」として
心優しい人間の下で
すくすくと育って欲しいと
「動物愛護週間」に際し、強く望むものです。

次回は、第二次社会化期(未成犬期)です。

関連記事