犬や猫たちが、住みやすい、「心豊かな町」にしたい。

最たるオキナワンスピリッツである「命どぅ宝」に、犬や猫たちも加え、一日も早く「殺処分廃止」し、わした島沖縄を「真の癒しの島」として『犬や猫たちが、住みやすい、「心豊かな島」』であると、国内外に発信する事が出来れば素的で、これこそが本来のウチナーンチュの「肝心」だと確信しております。

飼育情報:チャボとニワトリの違い、ときの声対策

お邪魔致します。飼育情報をお届け致します。

 学校等でのニワトリ類の飼育についてお届けします
 
 @チャボとニワトリの違い
 @オスの‘ときの声’対策
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 @チャボとニワトリの違い
 
文科省配送の飼育の手引き書
「学校での望ましい動物飼育のありかた」(文科省HP掲載)には、
うさぎ、モルモット、ハムスターとともにニワトリとチャボが紹介されています。
  
しかし、実際にはニワトリとチャボの区別がつかない方が多く、
体の大きなニワトリを飼育してしまい、苦労している事例が見られます。
 
●チャボは足が短く体格も小さい、
 親が卵を孵し、子育てする、
  
 性格が温和で人に良く慣れる。
 
 チャボは江戸時代に日本でつくられた愛玩用、観賞用の種類で、
 抱卵の性格が残っており、子育てをします。
 つまり、親の文化が子どもに伝わっています
 
 面倒見の良い強いオスのリーダーを中心とした社会生活を
 営みます。夫婦間のいざこざには人間はタッチしないほうが
 良いですが、オスが沢山いるとボス争いが多くなり騒がしくなります。
 が、声もニワトリに比べたら断然小さいです。
 

●ニワトリは卵や肉を採るために改良された、
 体の大きな足の長い家畜です。

 大方の鶏は孵卵器の中で生まれて、親の教育がない
 そのためか、私からみると、大馬鹿でメス同志でも、
 餌の取り合いなど闘争ばかりして飼いにくいです。
 
 またオスは特に、世話をしてる先生に甘えたいのに、児童が邪魔と、
 怖がる児童を馬鹿にして攻撃することがあります。
 体が大きいため子どもにとっては脅威です。

以前、獣医師でも、チャボを怖いといった人がありますが
小学生の時、学校の鶏が怖かったことがきっかけだそうです。

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つまり学校はニワトリとチャボを区別しないまま飼っていますが、
チャボを大事にして、ニワトリは避けた方が無難です。
    
ほぼ、11歳頃まで卵を産み育てるチャボ種と、1~2年で卵を
生まなくなり、肉などに加工される鶏では、文化の蓄積が違います。
    
チャボは江戸時代につくられた天然記念物です。
 日本の伝統を大事にしてくださるようお願いいたします。
    
なお、野外で売られているようなヒヨコは、大方が生まれた日に
雌雄鑑別で処分された白色レグホンのオスで、購入し育てた家庭
の言うなりに学校で引き取ると、苦労の多い飼育になります。

学校は、飼育活動に関して、教育的な意図をもって、最初から決
めた種類を導入すべきでしょう。

 「世話がすぐにおわって、大人しく懐いてくれる動物と、たっぷり
 触れ合える飼育」をめざしてくださいますよう。
 
 子どもは、その動物を可愛いと感じて初めて、「かばいたい」「守りたい」と
 思って必死に観察し、工夫する力、つまり、愛情と生きる力を養います。

怖いニワトリを箒で追いながら、掃除だけで逃げてくるような飼育活動では、
得るものが少ないでしょう。
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 @オスの朝の‘ときの声’対策
  朝鳴くからオスは飼わないというところもありますが
  
  チャボはオスとメスが協力して子育てをする姿や
  オスがメスをかばう仕草などをみることで
  
  子どもたちは「お父さんは偉い、家族を守って頑張ってる」と家族の愛情を
  如実に見ることができます
   (そのように指導者がアナウンスするとですが)
 
 だからやはりオスの存在は貴重なのです。
 
 もしも近所から「うるさい」と投書が入ったら
 
 夕方には、チャボを ケージや段ボールなどに入れて
 昇降口など屋内に収容し、朝、小屋に戻すことで、苦情を
 回避できます。夜中や朝早く鳴いても、校舎内ですから
 近所には届きません。
  (この夏に市長メールに投稿された学校も
  そのように対応しています)

   夏は段ボールは暑すぎ、熱射病になるためケージが
   良いでしょう。冬は段ボール箱にいれると温かく過ごせます。
   
   どちらにせよ、朝一番に必ず飼育舎にもどすように
   子どもたちをご指導ください。
   

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社)日本獣医師会 学校動物飼育支援対策検討委員会副委員長
全国学校飼育動物研究会 事務局長 
中川 美穂子
mihi-n@mua.biglobe.ne.jp
〒202-0023
西東京市新町5-16-29 
Tel0422-53-7099 Fax0422-56-9086
「学校飼育動物を考えるページ」
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/
「全国学校飼育動物研究会」 
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/siikukenkyukai.htm
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白梅学園大学大学院(子ども学研究科)
全国学校飼育動物獣医師連絡協議会(CAS) 主宰 
社)東京都獣医師会 理事
*******************

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